社員インタビューInterview

NISSHAで働く社員は、どのように仕事に取り組み活躍しているか。
その一端をご紹介します。

営業部門と技術部門の両方を経験
変化を糧に成長できた今
次に目指すのは、海外勤務

「英語を使った仕事がしたい」とNISSHAに入社したYさん。営業部門に配属され、周囲のサポートを受けながら配属後3カ月で海外プロジェクトを主担当として成功させた。しかし、技術面で自身の知識不足を痛感し、あえて技術部門への異動を希望。現在は技術面でお客さまに対応している。変化を糧に進化するYさんが、次に目指すのは「海外トレーニー制度*」を利用しての海外勤務。NISSHA製品を世界市場に売り込むことが目標だ。

*海外トレーニー制度:グローバルなビジネス環境で活躍できる若手人材の育成を目的とした制度。入社3年以降に社内選抜の上、6カ月~1年間派遣。欧米やアジア諸国の海外現地法人で担当業務を通じて専門的スキル、語学力、異文化適応能力の向上を図り、将来の海外駐在員候補を含むグローバルリーダーを養成

ディバイス事業部 プロジェクトエンジニア K.Y さん 経済学部 国際経済学科 卒業 2021年入社

入社の理由・今の仕事 営業担当から、海外プロジェクトを支える技術担当へ異動

 大学時代に海外留学を経験し、英語を使って仕事がしたいと思う中で出会ったのがNISSHAでした。当時はコロナ禍で先行きへの不安も大きかったのですが、紙の印刷で培ったコア技術を軸に、変化をチャンスととらえて幅広い領域で成長し、グローバルに展開してきたNISSHAの変化と進化の歴史や、「さまざまなことに挑戦して自ら変化できる」との社長メッセージに魅力を感じました。この会社なら自分自身も変化を通して成長できる、そう感じてNISSHAへの入社を決意しました。

 新入社員研修を終え、最初に配属されたのはディバイス事業部の営業部門。配属から3カ月で、海外の大手IT企業向けタッチセンサーのプロジェクトを任されました。ビジネス英語は未経験だったので、社内の自己啓発補助制度*を利用し語学力の向上に取り組みました。その結果、上司のサポートもあってプロジェクトを無事に進行することができ、量産にまで至ることができました。この経験は私にとって大きな自信になりましたが、一方でお客さまとの商談の中で出てくる技術的な内容について、日本語でもわからないことが多く、自分の技術に対する知識不足を思い知ることになりました。
 技術についてもっと学びたい。上司と相談した結果、決まったのが技術部門であるプロジェクトエンジニア(PE)グループへの異動。プロジェクトエンジニア(PE)とは、お客さまに製品を提供するプロジェクトに関して、価格や納期などの営業面ではなく、技術面でお客さまに対応する技術者のことを表します。NISSHAの技術をより深く学び、お客さまと技術的な会話もできるようになりたい、その一心でした。

*自己啓発補助制度:社員が自主的に勉学の場を求め、会社業務に関連した知識の習得または教養を高めることを目的とした制度。社員が学びたい内容に合わせた通信教育やe-Learningなどを自由に選択し、学習することが可能で、修了者には費用の半額を補助

仕事のやりがい お客さまと一緒に「やり遂げた」という達成感を共有し、感謝し合える

 各製品の技術を深く探求するのが開発担当者なら、その知見をもとに、プロジェクトの中でお客さまの技術ニーズに対応し、技術的な優位性をアピールして新規案件の受注活動を行うのがPEの仕事です。そのため、今は技術について広く学ぶ機会に恵まれています。営業として担当していたプロジェクトを技術的な視点から見ることによって「こういうことだったのか」と、自分の中で点と点がつながる場面も多く、これまでの知識や経験を生かしながら、プロジェクトを円滑に進行できるようになりました。モビリティやIT機器など、幅広い業界の案件にも携わるようになり、今後のキャリアに向けて貴重な経験になるという大きなやりがいを感じながら、日々の仕事に取り組んでいます。

 海外のお客さまと英語で話していると、オープンな雰囲気につられて、私自身もフランクに意見が言えます。こうした文化の違いを楽しみながら仕事ができるのも、この仕事の魅力です。また、受注した案件は、お客さまも巻き込んだプロジェクトとして進行し、量産の終了と同時にプロジェクトチームは解散するのですが、この時に「やり遂げた」という達成感をお客さまと共有し、お互い感謝し合えることが、今の仕事の最大の魅力だと思っています。この感情をまた味わいたいと思うことが、仕事への情熱につながっています。

 さらに、思い切って若手に任せる一方で、手厚いサポートがあるのもNISSHAの魅力です。若手社員であっても大きな裁量権を持って仕事に取り組むことができ、成長をサポートしてくれる上司や先輩社員に恵まれています。配属後3カ月でプロジェクトを任された時も、上司や先輩の親身なサポートがなければ完遂できませんでした。私がアメリカのお客さまに直接説明したいことがあると上司に出張を希望した時、実現できるよう動いてくださったことにも感謝しています。

今後の目標 営業と技術、両方の経験を生かして、NISSHA製品を世界の新たな市場に広げたい

 今後の目標は、NISSHAの製品を世界の新たな市場に売り込むことです。海外出張で直接お客さまとお会いすることで、本当に必要とされていることが何かを肌身で感じることができました。その経験から、海外拠点で働きたいという希望が一層強まりました。

 入社以来、私自身も変化を通じて進化・成長してきたと実感しています。まずは営業としてお客さまとのコミュニケーションの経験を培い、その後、PEとしてNISSHA製品の技術、お客さまの技術ニーズについても深く理解できるようなりました。その知見を他の業界で生かしたり、効率化にチャレンジしたりなど、営業と技術の両方を経験したことが自分自身の成長につながっていると強く感じます。次は海外での経験を積みたいと思っており、まずは海外トレーニー制度に応募して社内選考を突破したいです。トレーニーとして現地でお客さまの近くで多くの経験を積むことを目指しています。

 NISSHAの強みは、品質の高い製品を安定的かつ継続的に作れるところにあると私は思います。そんなNISSHA製品を世界の新たな市場に広げ、自分自身も会社と社会に貢献できる人材へと成長したいと考えています。

ある1日のスケジュール

平日 平日のスケジュール
休日 休日の写真

外出することが多いです。一番の趣味はゴルフ。家族や同期、大学の友達とも一緒にコースを回っています。また、阪神タイガースが好きなので、毎年数回は野球観戦へも行きます。最近はサウナが好きで、よく通うようになりました。休日前にサウナに行くと、1週間にたまった仕事の疲れがとれ、元気な状態で休日に入れるのでおすすめです。

就職活動中のみなさんへの
メッセージ

K.Y さん

 自身の軸をはっきりさせることをおすすめします。軸が一本ビシッと通っていれば、どんなことがあっても判断に迷うことはありません。
 私の軸は「英語で仕事をしたい」「さまざまなチャレンジを通して成長したい」でした。その軸がぶれることなく入社したNISSHAで、私は今、毎日英語を使って業務を行い、さまざまなことにチャレンジできる環境に恵まれています。自分の軸と会社の方針や業務内容が合致しているからこそ、充実した毎日を過ごせているのだと感じています。

※登場する人物の会社名、所属、役職、氏名は、特に注記のない限り、取材・編集時点のものです。

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