決算のポイントと業績の見通し

業績推移  *2024年5月9日更新

NISSHAの業績グラフ

2024年12月第1四半期(1-3月)期決算のポイント

 産業資材事業では、加飾分野およびサステナブル資材分野でともに製品需要が堅調に推移しました。ディバイス事業では、前期低調だったタブレット向けが需要期に入り、力強く推移しました。メディカルテクノロジー事業では、堅調な製品需要に加え、企業買収による業績貢献が業績を押し上げました。これら需要動向に加え、為替変動の影響などにより、売上高および営業利益は前年同四半期比で増加しました。
  2023年12月期
第1四半期
実績
2024年12月期
第1四半期
実績
前年同期比

売上高

(百万円)

42,430 46,719 10.1%

営業利益

(百万円)

▲671 1,301

税引前利益

(百万円)

▲791 1,715

親会社の所有者に帰属する四半期利益

(百万円)

▲784 1,240
産業資材事業: 連結売上高は178億41百万円(前年同四半期比4.5%増)、セグメント利益(営業利益)は11億49百万円(前年同四半期比121.4%増)
加飾分野のモビリティ向けの製品需要は底堅く推移し、家電向けの需要は堅調なものとなりました。蒸着紙の需要は、サプライチェーン在庫の改善に伴い、回復基調となりました。これらの需要動向により、売上高は前年同四半期比で増加しました。需要動向に加え、生産性および効率性の改善に取り組み、営業利益は前年同四半期比で増加しました。

ディバイス事業: 連結売上高は165億69百万円(前年同四半期比11.9%増)、セグメント利益(営業利益)は4億32百万円(前年同四半期は8億68百万円のセグメント損失(営業損失))
前期低調に推移したタブレット向けが需要期に入り、また前期に低迷した業務用端末向けの製品需要が回復しました。これらの需要動向に伴い、売上高および営業利益は前年同四半期比で増加しました。

メディカルテクノロジー事業: 連結売上高は100億69百万円(前年同四半期比18.1%増)、セグメント利益(営業利益)は4億8百万円(前年同四半期比17.7%減)
主力のCDMOの堅調な製品需要に加え、買収企業の業績貢献により、売上高は前年同四半期比で増加しました。一方、企業買収に係る費用の計上などにより、営業利益は前年同四半期比で減少しました。

2024年12月期 通期の見通し

 第2四半期連結累計期間および通期の業績予想につきましては、当第1四半期連結累計期間の実績を踏まえたうえで、最新の製品需要の動向などを考慮しました。売上高は、主に産業資材事業およびディバイス事業の製品需要が当初の想定を上回って推移する見通しです。
 営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益は、売上高の増加の影響に加え、当第1四半期連結累計期間に計上した為替差益などにより、前回予想を上回る見通しです。
  前回発表予想 今回修正予想
2024年12月期 2024年12月期
第2四半期
連結累計期間
通期 第2四半期
連結累計期間
通期

売上高

(百万円)

91,500 186,500 93,600 188,600

営業利益

(百万円)

2,500 5,800 3,100 6,400

税引前利益

(百万円)

2,400 5,400 3,500 6,500

親会社株主の所有者に帰属する当期(四半期)利益

(百万円)

1,500 3,700 2,500 4,700

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