社員インタビューInterview

NISSHAで働く社員は、どのように仕事に取り組み活躍しているか。
その一端をご紹介します。

めざすのは仕事のマルチタレント
困ったらあいつに聞け、といわれる存在になりたい

Mさんは入社後、約3年半開発業務に携わった。現在では、そこで培ったノウハウを、営業としてプロジェクトマネジメントに活かしている。幅広い事業展開にひかれて入社したNISSHAで、将来めざすのは、誰かが困ったときに何でも相談してもらえる知恵袋的存在だ。

産業資材事業部 営業/プロジェクトマネジメント G.M さん 融合科学研究科 情報科学専攻修了 2016年入社

私の仕事・入社の理由 大学院での研究内容を活かせる業務に

 大学院では、銀塩写真感光材料など画像関係の研究に取り組んでいました。「せっかく身につけた専門知識を活かせる企業を」と探した結果、たどり着いたのがNISSHAです。
 業務内容を調べてみると、印刷・写真関連以外にもフィルムタッチセンサーなど多岐にわたる事業を展開しており、仕事を通じて自分の可能性をさまざまに広げていける、そんな職場として魅力を感じました。

 入社後はまず開発職として自動車向け反射防止フィルムなどの開発に携わりました。営業から伝えられたお客さまの要望を実現するため、ベストな生産プロセスを組み上げます。必要に応じて材料の仕入先や加工先なども新たに開拓し、トライ&エラーを繰り返しながら製品に仕上げていく。こうしてものづくりの工程をひと通りマスターした経験が、営業に移った今では大いに活きています。
 当社では営業職がプロジェクトマネジメントを行い、お客さまのリクエストに応えていきます。営業職になってからはヨーロッパの自動車メーカーを担当しており、扱う製品は開発職時代と同じ自動車関係。生産工程は理解できているので、あとはお客さまの要望をいかに忠実に実現できるかが課題です。

仕事のやりがい まわりの力をうまく引き出す

 ヨーロッパにいる現地の営業担当から話をつないでもらい、実際のものづくりがスタートします。この業務でカギとなるのが、お客さまの要望を的確に読み取り、製品に反映させる構想力です。
 お客さまからいただくのは、大まかなイメージ図のようなもの。これを元に社内のデザイナーたちとディスカッションしながら、最終製品にまとめ上げていきます。
 提案したデザインに対して一発でOKが出ることは稀で、「ここの色味をもう少し青く」とか「この柄を大きく」といった要望が返ってきます。そのたびにデザイン検討を繰り返しながら、完成度を高めていきます。感性に基づく判断を求められる仕事のため、デザイナーたちとの密なコミュニケーションが欠かせず、開発職との違いを実感しました。

 営業職で求められるのは、まわりを巻き込む力です。開発職のときには自分が直接手を動かすため、スケジュール管理も含めてある程度自分のペースで進められました。これに対して営業職では、指示を出した後は関係部門に任せることが多くなります。どうすれば、みんなが動きやすいかを考えるようになりました。

今後の目標・NISSHAの魅力 社内の誰からも頼りにされる人間に

 営業職としての目標は、まずは手がけたプロジェクトの製品をお客さまに納めることです。自動車製品は提案から製品化まで2~3年かかるので、営業職に異動後初めて担当した製品が市場に出るまではもう少し時間がかかります。
 そのように何件かの案件をこなして、営業職としてひと通りの能力を身につけられたなら、他の職種での仕事も視野に入れておきたいと思っています。当社は主に産業資材・ディバイス・メディカルテクノロジーの3事業を展開しており、職種もこれまで経験してきた開発や営業だけでなく多岐にわたります。
 希望すれば多様な事業、職種に関わる可能性があるのも当社で働く大きな魅力です。様々な仕事を経験することで多角的な視点を持てるようになれば、仕事はもちろん人生そのものが豊かに広がると思うのです。
 NISSHAはどんなアイデアを思いついても、とりあえず「やってみたら」と受け入れてもらえる社風です。この恵まれた環境を活かして、可能な限り多種多様な力を持つマルチタレントになりたい。そして何かわからないこと、困ったことがあったときには「とりあえずMに相談してみよう」と頼られる存在をめざします。

ある1日のスケジュール

平日 平日のスケジュール
休日 休日の写真

休日は会社の人と過ごすことが多く、スポーツをしたり遊びに出かけたりしています。
写真は同期の家でボードゲームをした時のものです。

就職活動中のみなさんへの
メッセージ

G.M さん

何より伝えたいのは、悔いのない就職活動を全うしてほしいということ。安易な妥協だけはしないよう心がけてください。そのためには徹底した自己分析が、スタートになります。自己分析とはいえ自分だけで行うのではなく、可能な限り第三者の視点を取り入れましょう。友だちや先輩の力を借りると、セルフイメージとまわりの目に映る自分の姿とのギャップに気づけます。自分を知ったうえでやりたいことをはっきりさせる。といっても、職種を一つに絞れというのではなく、一度しかない人生だから、できるだけ多くの仕事を経験する、という考え方もありだと思います。

※登場する人物の会社名、所属、役職、氏名は、特に注記のない限り、取材・編集時点のものです。

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