社員が情熱をもって働き、会社と社員がともに成長するためには、会社がそれを後押しする仕組みを整備し、働きやすい組織風土を醸成することで、社員エンゲージメントを向上させることが重要だと考えています。その取り組みの一つとしてエンゲージメントサーベイを2022年に開始、2023年の上期には国内で働く全正社員に加えて、契約社員にも対象を拡大し、下期には海外の工場勤務者などを除く社員、合わせて約3,100名の社員に対して実施しました。このサーベイは当社の成長の源泉となる「多様な人材能力と情熱」をより向上させるための課題を特定し、あるべき姿に改善していくことを目的としており、今後も毎年実施予定です。

2022年の結果と比較すると、2023年の結果は注目している指標においては概ね向上が見られ、この間の職場でのアクションが成果をあげていることを示しています。また、社員の関心が高まったことから、回答率も大幅に向上しました。更なる改善を目指し、会社や事業、職場単位で結果を分析し、具体的なアクションにつなげています。今後も継続的に取り組みを実施することで、すべての社員が情熱をもって働く企業風土を醸成していきます。

国内NISSHAグループでは、以下のような制度を設け、多様で柔軟な働き方のできる職場環境づくりを推進しています。

• フレックスタイム制度
• テレワーク勤務制度
• 育児・介護支援制度
• 年次有給休暇取得の推進
• 積立休暇制度
• ボランティア休暇制度
• 治療通院休暇制度
• 休職者復職支援
• 労働時間の管理
• 社内公募制度
• キャリアリターン制度