グローバルな医療機器メーカーである
Nissha Medical Technologiesは、COVID-19より以前から他のプロジェクトで3Mコンバーターと協力していました。パンデミックが起った時、3MはNISSHAと協働について協議を開始し、NISSHAが防曇フェイスシールドの製作を目指していることを知りました。彼らはまた、米国内で製造された材料を探していました。
「彼らのニーズを満たす可能性のある材料が手元にあることに気づきました。当社の親水性フィルムは一般的にマイクロ流体に使用されますが、防曇性も備えています。」と、3M Medical Materials and Technologiesの国内販売マネージャーであるJohn Schiltgenは説明します。
両者のやり取りを通じて、3Mはこの素材、すなわち表面エネルギーが高く液体を吸い上げる親水性フィルム、を3M
™防曇フェイスシールドフィルムとして使用できるようにしました。タイムリーなコラボレーションにより、
3M™防曇面シールドフィルムを使ったLATITUDE®PLUSフェイスシールド※が誕生したのです。
フェイスシールドは、臨床医が液体から目と顔を保護するための個人用防護具として、医療現場で使用されます。病室から病室へと飛び回ったり、数多くの症例を取り扱う最前線の医療従事者にとって、小さな心配事でもひとつ減ることで大きな変化がもたらされます。
「水蒸気による曇りはフェイスシールドの有用性を損ないます」とJohnは説明します。 「ユーザーの視界を遮るようなフェイスシールドの曇りは容認できません。これは重要な検討事項です。」