材料開発のスタートアップ企業Sulapacとの
戦略的パートナーシップ強化に関するお知らせ

2022年11月29日

NISSHA株式会社

NISSHA株式会社(以下、当社)は、材料開発のスタートアップ企業Sulapac Oy(本社:フィンランド、以下、Sulapac)と、同社への出資を含む戦略的パートナーシップを締結したことをお知らせします。

Sulapacは、科学的根拠に基づいて材料開発を行うスタートアップ企業です。美しい外観に加え、従来のプラスチックと同等の品質や機能を有し、マイクロプラスチックを残さず生分解するサステナブルなバイオコンポジット材料を開発・販売しています。生物由来の持続可能な原料を使用しており、既存のプラスチック成形機や量産ラインで使用できるよう設計されています。

Sulapac

Sulapac

サステナビリティへの関心がグローバルに高まるなか、当社は持続可能な社会の実現に貢献する製品の提供を事業機会の一つと捉えています。産業資材事業部では、Nissha ecosenseブランドのもと環境にやさしい素材を用いた成形品ecosense moldingを手がけており、そのラインアップの一つとして、Sulapacとの戦略的パートナーシップのもと、主に健康食品や化粧品の容器向け成形品Biocomposite-Injection Sulapac®*を生産・販売してきました。今回の戦略的パートナーシップの強化を機に、今後はecosense moldingの製品ラインアップ拡充と、日本を含むアジア市場における販売拡大を目指します。

Sulapac

*SulapacはSulapac Oyの登録商標です。

Sulapac Oyの概要

所在地 Iso Roobertinkatu 21, 00120 Helsinki, Finland
代表者 Suvi Haimi (CEO)
設立 2016年
従業員数 40 名(2022年11月現在)
事業内容 バイオコンポジット材料の開発および販売
公式Webサイト https://www.sulapac.com/
*英語サイトのみ

今後の見通し

本件に伴う当社の今期の連結業績に与える影響は軽微と見込んでいます。今後、業績予想修正の必要性および公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。

Nissha Logo

NISSHAについて
1929年、高級美術印刷を志向して京都市で創業。印刷技術に成形、コーティングなどの技術要素を融合させながら常にコア技術の拡充を図り、製品と対象市場の多様化、グローバル市場への進出などを通じて事業領域の拡大を実現してきました。現在は、メディカル、モビリティ、サステナブル資材、IT機器の重点市場で社会課題の解決に資する製品・サービスを提供しています。

Sulapac Logo

Sulapacについて
2016年、Dr. Suvi Haimi、Dr. Laura Tirkkonen-Rajasalo、Dr. Antti Pärssinenらによってヘルシンキで創業。社名を冠したSulapac®は、従来のプラスチックを代替するバイオマス由来の材料で特許取得済み。複数の欧州メディアで「注目すべきスタートアップ企業」として紹介され注目を集めており、CHANELやSky Ocean Venturesが出資しています。
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1929年、高級美術印刷を志向して京都市で創業。印刷技術に成形、コーティングなどの技術要素を融合させながら常にコア技術の拡充を図り、製品と対象市場の多様化、グローバル市場への進出などを通じて事業領域の拡大を実現してきました。現在は、メディカル、モビリティ、サステナブル資材、IT機器の重点市場で社会課題の解決に資する製品・サービスを提供しています。
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2016年、Dr. Suvi Haimi、Dr. Laura Tirkkonen-Rajasalo、Dr. Antti Pärssinenらによってヘルシンキで創業。社名を冠したSulapac®は、従来のプラスチックを代替するバイオマス由来の材料で特許取得済み。複数の欧州メディアで「注目すべきスタートアップ企業」として紹介され注目を集めており、CHANELやSky Ocean Venturesが出資しています。

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