中国大手のガラス加工メーカー Lens Technologyと生産提携を基本合意
2017年11月8日
NISSHA株式会社
NISSHA株式会社(以下、NISSHAおよび当社)のディバイス事業は、2017年11月6日、中国大手のガラス加工メーカーLens Technology Co., Ltd.(藍思科技股份有限公司、以下、Lens Technology)、その傘下にあるLens International (HK) Limited(以下、Lens International)、および上記3社で設立した合弁会社Nissha and Lens Technologies (Changsha) Company Limited(以下、Nissha and Lens Technologies)との間で、タッチセンサーの生産提携に関する基本合意を締結しましたのでお知らせします。
生産提携に至る背景と目的
フィルムベースのタッチセンサーを手がける当社のディバイス事業は、世界トップクラスの技術力および生産能力を有しています。現在は、姫路工場(兵庫県)、加賀工場(石川県)、津工場(三重県)の3工場体制により、旺盛な製品需要に対応しています。
フィルムタッチセンサーは今後とも需要の拡大が続く見通しであり、当社はさらなる事業機会を捕捉すべく、海外を含めた生産能力の拡張を検討してきました。2017年3月、NISSHAはLens TechnologyおよびLens Internationalとの間に合弁会社Nissha and Lens Technologiesを設立し、生産提携に関する協議を重ねてきました。
NISSHAのタッチセンサーは、フィルムの「薄く・軽く・割れない」という特徴を活かしながら、高い光学特性や高精細なパターニングを実現しており、スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機、産業機器、自動車などに幅広く採用されています。一方、Lens Technologyは、ITディバイスなどに用いられる2D・2.5D・3Dカバーガラスを主力製品とし、高い生産能力と品質管理能力を背景にグローバル市場で高い競争力を有しています。また、これ以外にもタッチセンサーモジュールやメタル、サファイア、およびセラミック製品の生産も行っています。
今回の生産提携は、旺盛な需要が見込まれるフィルムタッチセンサーの分野でさらなる事業機会を捕捉するために、当社の生産能力を増強するものです。NISSHAが保有する高い技術力とLens Technologyが保有する中国におけるオペレーション能力やコスト競争力を融合するなど、両社の強みによるシナジー効果を最大化し、短期間で中国におけるフィルムタッチセンサーの量産体制を確立することを目指します。
フィルムタッチセンサーは、現在の中心的な用途であるITディバイスに加えて、自動車や産業機器などの分野でも需要が拡大する見通しです。今回の生産提携を通じて両社はタッチセンサーのみならず、Lens Technologyが展開するカバーガラスを組み合わせてモジュール製品として提供するなど、より付加価値の高いお客さまへの提案が可能となります。
今回の基本合意を受け、両社は2018年度での量産開始を目指して具体的に立ち上げを進めます。
なお、本件に伴う今年度の連結業績に与える影響は軽微です。今後開示が必要となった場合は速やかにお知らせいたします。
フィルムタッチセンサーは今後とも需要の拡大が続く見通しであり、当社はさらなる事業機会を捕捉すべく、海外を含めた生産能力の拡張を検討してきました。2017年3月、NISSHAはLens TechnologyおよびLens Internationalとの間に合弁会社Nissha and Lens Technologiesを設立し、生産提携に関する協議を重ねてきました。
NISSHAのタッチセンサーは、フィルムの「薄く・軽く・割れない」という特徴を活かしながら、高い光学特性や高精細なパターニングを実現しており、スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機、産業機器、自動車などに幅広く採用されています。一方、Lens Technologyは、ITディバイスなどに用いられる2D・2.5D・3Dカバーガラスを主力製品とし、高い生産能力と品質管理能力を背景にグローバル市場で高い競争力を有しています。また、これ以外にもタッチセンサーモジュールやメタル、サファイア、およびセラミック製品の生産も行っています。
今回の生産提携は、旺盛な需要が見込まれるフィルムタッチセンサーの分野でさらなる事業機会を捕捉するために、当社の生産能力を増強するものです。NISSHAが保有する高い技術力とLens Technologyが保有する中国におけるオペレーション能力やコスト競争力を融合するなど、両社の強みによるシナジー効果を最大化し、短期間で中国におけるフィルムタッチセンサーの量産体制を確立することを目指します。
フィルムタッチセンサーは、現在の中心的な用途であるITディバイスに加えて、自動車や産業機器などの分野でも需要が拡大する見通しです。今回の生産提携を通じて両社はタッチセンサーのみならず、Lens Technologyが展開するカバーガラスを組み合わせてモジュール製品として提供するなど、より付加価値の高いお客さまへの提案が可能となります。
今回の基本合意を受け、両社は2018年度での量産開始を目指して具体的に立ち上げを進めます。
なお、本件に伴う今年度の連結業績に与える影響は軽微です。今後開示が必要となった場合は速やかにお知らせいたします。
Lens Technologyの概要
商号 | Lens Technology Co., Ltd. |
---|---|
所在地 | Liuyang Biological Medicine Garden, Liuyang, Hunan, China |
代表者名 | 周群飛(Zhou Qunfei) |
設立 | 2006年 |
従業員数 | 74,174人(2016年12月期) |
事業内容 | 光学レンズ、ガラス製品、金属アクセサリ、タッチセンサーモジュールおよびディスプレイ材料の開発、生産、販売 |
売上高 | 15,236百万元(約259,012百万円)(2016年12月期) *為替レートは、1中国元=17円としております。 |
Nissha and Lens Technologies (Changsha) Company Limited(合弁会社)の概要
商号 | Nissha and Lens Technologies (Changsha) Company Limited |
---|---|
所在地 | No.7, Kangping Road, Liuyang Economic and Technological Development Zone, Changsha, Hunan, China |
代表者名 | 周群飛(Zhou Qunfei) |
設立 | 2017年 |
出資比率 | Lens Technology Co., Ltd.:70% Lens International (HK) Limited:10% NISSHA株式会社:20% |
掲載の内容は、発表時の情報であり、以後予告なしに変更されることがあります。リスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。