日本写真印刷株式会社が開発を手掛けた、あらゆる素材の特性を活かして成形する「マテリアルインサート」技術を、Nisshaグループの株式会社エムクロッシングが運営する"Material ConneXion Tokyo" の企画展、「SURFACE MATERIALS～製品の顔を彩る素材と加工技術～」で展示します。
「マテリアルインサート」は、布地や木地などの素材をフィルム化し、射出成型で樹脂にインサートする新技術です。これまで製品の表面に用いることが難しいとされていた天然素材などを、さまざまな形状に成形することを可能にしました。さらに、印刷による光透過意匠と静電タッチスイッチ機能を融合させることで、インターフェースのデザイン性向上にも寄与します。家電製品や住宅設備での使用を想定しています。

1月10日～3月27日まで開催される「SURFACE MATERIALS」では、ほかにもこれまでにない均一性を実現したステンレス発色技術や、薄いフィルムのようなステンレスメッシュ、実際触ってみるまで平面とは思えない立体印刷技術など、製品の価値を上げる表面加飾に欠かせない素材や技術を展示します。 会期中は事前予約なしでどなたでも無料でご覧いただけますので、みなさまのお越しをお待ちしております。

＊エムクロッシングは、先進素材のライブラリー "Material ConneXion Tokyo" の運営をはじめ、素材提案のスペシャリストとしてコンサルティング業務を行っています。