マレーシアにおける合弁会社設立に関する合弁投資契約書を締結
—東南アジアでの建材市場への参入により、地産地消型のビジネスモデルへの転換を促進—
2016年12月5日
日本写真印刷株式会社
日本写真印刷株式会社(以下、日本写真印刷)の産業資材関連の連結子会社であるNissha Industrial and Trading Malaysia Sdn. Bhd.(マレーシア)は、2016年12月2日付でマレーシアの建材メーカーであるScanwolf Plastic Industries Sdn. Bhd.(以下、Scanwolf Plastic)との間で、意匠付きビニル床タイルの生産を目的とした合弁会社設立に向け、合弁投資契約書を締結しましたのでお知らせします。
合弁会社設立の背景および目的
日本写真印刷の産業資材事業は、2015年8月に買収により獲得した蒸着紙を主軸とした印刷関連資材分野を拡大し、新市場への販路や新たなコア技術の獲得を実行してきました。その一方で、既存の加飾分野では安定成長が期待される市場に対し、グローバルベースで事業の拡大に取り組み、従来の輸出型の事業モデルから地産地消型の事業モデルへの移行を進めています。
東南アジア地域における産業資材事業の事業活動は、1995 年に子会社としてSouthern Nissha Sdn. Bhd.を自動車・家電市場向けの製品などの生産拠点としてマレーシアに設立し展開してきました。
一方、Scanwolf Plasticはマレーシアにおいて建材および家具製品市場において強固な販売網と優れた押出成形技術を有しています。
今回の合弁会社設立により、経済成長が著しい東南アジア地域で従来の対象市場に加え、付加価値の高い製品の需要増加が見込まれる建材市場での生産・販売体制が整うこととなり、日本写真印刷のもつ成形・加飾技術を融合することで、東南アジア地域での建材事業を拡大します。
東南アジア地域における産業資材事業の事業活動は、1995 年に子会社としてSouthern Nissha Sdn. Bhd.を自動車・家電市場向けの製品などの生産拠点としてマレーシアに設立し展開してきました。
一方、Scanwolf Plasticはマレーシアにおいて建材および家具製品市場において強固な販売網と優れた押出成形技術を有しています。
今回の合弁会社設立により、経済成長が著しい東南アジア地域で従来の対象市場に加え、付加価値の高い製品の需要増加が見込まれる建材市場での生産・販売体制が整うこととなり、日本写真印刷のもつ成形・加飾技術を融合することで、東南アジア地域での建材事業を拡大します。
合弁会社の概要
商号 | Nissha Flooring Industries Sdn. Bhd. |
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所在地 | Lot PT404, Jalan Bota, 31750 Mukim Belanja, Tronoh, Perak, Malaysia |
設立 | 2016年12月中旬予定 |
代表者名 | 代表取締役 Amir Bin Othman |
出資比率 | Nissha Industrial and Trading Malaysia Sdn. Bhd. 65.1% Scanwolf Plastic Industries Sdn. Bhd. 34.9% |
事業内容 | 意匠付きビニル床タイルの生産 |
Scanwolf Plastic Industriesの概要
商号 | Scanwolf Plastic Industries Sdn. Bhd. |
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所在地 | Lot PT404, Jalan Bota, 31750 Mukim Belanja, Tronoh, Perak, Malaysia |
設立 | 1993年9月 |
代表者名 | 代表取締役 Dato’ Tan Sin Keat |
事業内容 | 押出成形品の設計・生産、PVC樹脂のコンパウンド調合 |
売上高 | 3,426.5万リンギット(2016年6月期) |
今後の見通し
本件に伴う日本写真印刷の連結業績に与える影響は軽微と見込んでいます。今後、業績予想修正の必要性および公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。
日程
契約締結日 2016年12月2日
合弁会社設立日 2016年12月中旬(予定)
合弁会社設立日 2016年12月中旬(予定)
掲載の内容は、発表時の情報であり、以後予告なしに変更されることがあります。リスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。