将来世代支援の取り組み

—環境学習の参加児童数が4,000人に—

2015年4月20日

日本写真印刷株式会社

NISSHAは将来世代の支援を通して、持続可能な社会の構築に貢献したいと考えています。社会貢献基本方針の柱のひとつに「将来世代支援」を掲げ、継続的に取り組んでいます。

小学校・保育園環境学習

国内の生産拠点を中心に、社員が地域の小学校・保育園に出張して行う環境学習を実施しています。2007年度からスタートしたこの取り組みは2015年3月末現在で、実施校のべ78校、参加児童数は約4,000人となりました。
2014年度は、京都市の小学校2校、石川県加賀市の小学校2校、さらに滋賀県甲賀市の保育園4園で実施しました。小学校では、地球温暖化防止やゴミの分別など身近な環境取り組みの学習に加えて、当社ならではのプログラムとして「印刷のひみつ」や「タッチパネルのひみつ」を紹介し、ものづくりへの興味を育むとともに職業観の醸成を目指しています。

小学校での環境学習

保育園での環境学習

NPOとの協働によるワークショップ

子どもたちの環境への関心と自由な発想力・表現力を育むことを目指して、NPO法人子どもとアーティストの出会い(理事長 井手上春香氏)と協働で、ワークショップ「まちくさみっけ」を実施しています。プログラムでは、アーティストの重本晋平氏(まちくさ考案者)のガイドのもと、子どもたちが日ごろ見過ごしがちな雑草(まちくさ)を観察し、思い思いの名前を付けて発表し合います。
そのあと、オリジナルのまちくさカードを作ったり、まちくさ発見ポイントを記したまちくさマップを制作したりします。2010年の開始以来、のべ13回の実施で、約600人の児童のみなさんに参加いただきました。
2014年度は、京都本社近隣の小学校のほか、京都洛北エリアの神社2社で実施しました。神社での実施には地域の児童館から児童のみなさんが参加。いずれの会場でも、にぎやかな開催となりました。

小学校でのまちくさワークショップ

オリジナルのまちくさカード

京都市教育委員会まなびの街生き方探究館の活動を支援

京都市教育委員会の主催による「京都こどもモノづくり事業」に協賛しています。「京都まなびの街生き方探究館京都モノづくりの殿堂」に企業ブースを出展しているほか、モノづくり工房で実施される工房学習において、プログラムと学習教材を提供しています。このプログラムでは、子どもたち自身がステープラーやテープなどを使って簡易なタッチパネルを作り、LEDライトを点灯させます。
2014年度の当社プログラムへの参加小学校は22校、参加児童数は約1,300人でした。日常生活の中にある身近な製品を通して、ものづくりへの関心を持つきっかけになればと願っています。

生き方探究館当社ブース

モノづくり工房

モノづくり工房

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