姫路工場に色素増感太陽電池の量産検証ラインを導入

2011年5月12日

日本写真印刷株式会社

日本写真印刷株式会社は、Nisshaグループであるナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社の敷地内に、色素増感太陽電池の量産検証ラインを導入します。5月末に設備の搬入が完了し、6月初めより稼働を開始します。

1.導入スケジュール
5月末 量産検証ラインの設備搬入が完了
6月初 量産検証ラインの稼働開始

2.量産検証ライン導入の目的
色素増感太陽電池の生産プロセスを自動化する技術的検証をするため

3.そのほか
2010年8月に日本写真印刷のモジュールサンプルを提供し、島根県が行った「緑の分権改革」推進事業(太陽光パネルの温室ハウスへの適用に関する実証試験)で、太陽光の入射角によらず安定的な電圧が得られるとの実証結果が出ました。

太陽光パネルの温室ハウス

4.今後の予定
2012年度には製品への提供を目指します。量産については、市場の動向を見極めたうえで決定していきます。

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