特許2件が京都府発明等功労者表彰を受賞

2016年4月18日

日本写真印刷株式会社

京都府公館で行われた表彰式の様子

京都府公館で行われた表彰式の様子

日本写真印刷株式会社が有するタッチパネルに関する特許および、IMDに用いる金属光沢シートに関する特許の2件が、第60回 京都府発明等功労者表彰に入賞し、4月18日に京都府公館レセプションホールで開催された表彰式において表彰状が授与されました。
京都府が主催するこの表彰は「発明考案・創意工夫の重要性を広くアピールし、科学技術の発展及び発明考案・創意工夫に対する意欲の向上を図る」ことを目的とし、1957年から毎年開催されています。

受賞した特許の概要

タッチパネル

発明の名称 「タッチパネル」 特許第3946371号
要旨 タッチパネルに関する発明。厳しい外部環境下におけるタッチパネルの反りを防ぐため、下部電極シートと透明保持板に同じ材質を採用することで、寸法変化を防ぐことが可能となった。携帯電話やゲーム機などに採用され、同社のタッチパネルの生産量拡大に寄与した。
発明者 楠田 康次
清水 潤
山田 真也
橋本 孝夫 取締役専務執行役員 兼 最高技術責任者(CTO)

金属光沢シートとその製造方法、金属光沢成形品の製造方法

発明の名称 「金属光沢シートとその製造方法、金属光沢成形品の製造方法」 特許第4488485号
要旨 プラスチックへの加飾と成型を同時に行う射出成形同時加飾に用いる金属光沢シートに関する発明。三次元成型可能な熱可塑性を有する基材シート、金属光沢層、微細凹凸層などからなる転写箔の上に保護シートを設けることで、微細凹凸形状から傷を守り、凹部の汚れだまりを防ぐことが可能となり、自動車内装品への適用が可能となった。
発明者 深田 泰秀
岡部 貴広

日本写真印刷株式会社 受賞

左から岡部 貴広、深田 泰秀

日本写真印刷株式会社 受賞

左から清水 潤、楠田 康次、山田 真也

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