将来世代支援の取り組み

2016年2月4日

日本写真印刷株式会社

NISSHAは将来世代の支援を通して、持続可能な社会の構築に貢献したいと考えています。社会貢献基本方針の柱のひとつに「将来世代支援」を掲げ、継続的に取り組んでいます。

小学校・保育園環境学習

国内の生産拠点を中心に、社員が地域の小学校・保育園に出張して行う環境学習を実施しています。
2015年度は、京都市の小学校2校、石川県加賀市の小学校2校で実施しました。小学校では、地球温暖化防止やゴミの分別など身近な環境取り組みの学習に加えて、当社ならではのプログラムとして「印刷のひみつ」や「タッチパネルのひみつ」を紹介し、ものづくりへの興味を育むとともに職業観の醸成を目指しています。2007年度からスタートしたこの取り組みは、2016年1月末現在で実施校のべ82校、参加児童数は約4,150人となりました。
京都市では、京都商工会議所・京都市教育委員会の協働事業である「小学生への環境学習事業」に参画して実施しています。この事業は、環境問題への意識付けに加えて、京都企業の技術や取り組みへの興味を深めることを目的としています。2015年11月、同事業が経済産業省「第6回キャリア教育アワード」の奨励賞を受賞しました。

小学校での環境学習

小学校での環境学習

NPOとの協働によるワークショップ

子どもたちの環境への関心と自由な発想力・表現力を育むことを目指して、NPO法人子どもとアーティストの出会い(理事長 井手上春香氏)と協働で、ワークショップ「まちくさみっけ」を実施しています。プログラムでは、アーティストの重本晋平氏(まちくさ考案者)のガイドのもと、子どもたちが日ごろ見過ごしがちな雑草(まちくさ)を観察し、思い思いの名前を付けて発表し合います。
そのあと、オリジナルのまちくさカードを作ったり、まちくさ発見ポイントを記したまちくさマップを制作したりします。2010年の開始以来、のべ15回の実施で、約650人の児童のみなさんに参加いただきました。
2015年度は、京都本社近隣の小学校のほか、京都洛北エリアの寺社2社で実施しました。寺社での実施には地域の児童館から児童のみなさんが参加。いずれの会場でもにぎやかな開催となり、自由な発想から生まれたユニークなまちくさ名が数多く誕生しました。

小学校でのまちくさワークショップ

まちくさカード発表の様子

参加クラスの集合写真

寺社でのまちくさワークショップ

オリジナルのまちくさカード

参加者の集合写真

京都市教育委員会京都まなびの街生き方探究館の活動を支援

京都市教育委員会の主催による「京都こどもモノづくり事業」に協賛しています。「京都まなびの街生き方探究館京都モノづくりの殿堂」に企業ブースを出展しているほか、モノづくり工房で実施される工房学習において、プログラムと学習教材を提供しています。このプログラムでは、子どもたち自身がステープラーやテープなどを使って簡易なタッチパネルを作り、LEDライトを点灯させます。
2015年度の当社プログラムへの参加小学校はのべ18校、参加児童数は約1,200人でした。日常生活の中にある身近な製品を通して、ものづくりへの関心を持つきっかけになればと願っています。
2015年11月、同事業が文部科学省・経済産業省「キャリア教育推進連携表彰」の最優秀賞を受賞しました。

生き方探究館当社ブース

モノづくり工房

モノづくり工房

掲載の内容は、発表時の情報であり、以後予告なしに変更されることがあります。リスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

Page top