新導電材料の開発に成功
-C3Nano Inc.との共同開発-
2015年5月8日
日本写真印刷株式会社
日本写真印刷株式会社(以下、日本写真印刷)は、次世代の導電材料として期待される銀ナノワイヤーインキに関して、米国企業のC3Nano Inc.(以下、C3Nano)と共同開発を進めてきました。このたび両社は開発のターゲットに定めていた光透過率、シート抵抗値を実現することに成功しましたのでお知らせします。
日本写真印刷はタッチパネルを構成する要素の一つとして導電材料の開発を推進しています。銀ナノワイヤーインキを用いた導電材料はシート抵抗値が低く、優れた屈曲性を有するため、次世代のスマートフォンやタブレット端末などに新たな価値を提供することが期待されています。
今回開発に成功した導電材料は、90%以上という高い光透過率を保持したまま、シート抵抗値30Ω/□というスペックを充足したため、日本写真印刷が有するさまざまな加工技術(パターニング)との組み合わせを検証する段階に入りました。今後、日本写真印刷は同導電材料を活用したタッチパネル製品の開発に着手し、2016年度の量産化を目指します。
日本写真印刷はタッチパネルを構成する要素の一つとして導電材料の開発を推進しています。銀ナノワイヤーインキを用いた導電材料はシート抵抗値が低く、優れた屈曲性を有するため、次世代のスマートフォンやタブレット端末などに新たな価値を提供することが期待されています。
今回開発に成功した導電材料は、90%以上という高い光透過率を保持したまま、シート抵抗値30Ω/□というスペックを充足したため、日本写真印刷が有するさまざまな加工技術(パターニング)との組み合わせを検証する段階に入りました。今後、日本写真印刷は同導電材料を活用したタッチパネル製品の開発に着手し、2016年度の量産化を目指します。
C3Nanoの概要
商号 | C3Nano Inc. |
---|---|
所在地 | 3988 Trust Way, Hayward, CA 94545 USA |
代表者 | Clifford Morris, Chief Executive Officer |
事業内容 | フレキシブルディスプレイ、タッチスクリーン、太陽電池用途向けの透明導電材料の開発・製造・販売 |
設立日 | 2010年1月 |
今後の見通し
本件に伴う当社の当期連結業績に与える影響は軽微と見込んでいます。今後、業績予想修正の必要性および公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。
掲載の内容は、発表時の情報であり、以後予告なしに変更されることがあります。リスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。